ケアマネージャー 過去問題

ケアマネージャー試験 過去問題 目次



ケアマネージャー過去問題・予想問題



1, 介護問題と介護保険制度<介護支援分野>

全体的にこの項目は、一番点の取りやすい部分です。選択問題も簡単に選択できるものが多いので点数を稼ぐ上でも絶対に押さえておきたいところです。また試験内容的にも介護支援専門員基本テキストでも最も基本的なところで、特に「介護保険制度導入の背景」この項目は介護支援の基礎となる、老人福祉法から介護保険制度が始まるまでの流れをしっかり学習する事が大切です。過去の試験問題は、①高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況の変化②従来の制度の問題点 ③社会保険方式の意義の項目からよく出題されています。最近は高齢化の進展の内容や 従来の制度の問題、社会保険方式、介護保険制度の目的や意義などを中心に出題されているようです。

2,介護支援サービス<介護支援分野>

この項目はケアマネージャーとして業務を行なう上での基本的なところがでてくる分野です。ケアマネージャーの役割、業務内容、基本姿勢のほか、介護支援サービスが導入される事になった経緯などが出題されています。 過去の問題では、ケアマネージャーの基本姿勢が毎年出題されています。

3,介護保険制度の概要<介護支援分野>

この項目は介護保険制度の内容が出題されており13の項目に分かれています。①介護保険制度の目的等 ②保険者および国、都道府県の責務等 ③被保険者の出題傾向は、「介護保険制度のしくみ」「介護保険制度における市町村と都道府県の役割」「社会保障の体系や関連する社会保険制度」が高い確率で出題されています。特に保険者、被保険者についての問題毎年出題されています。④保険給付の手続き・種類・内容 ⑤事業者および施設 ⑥介護保険事業計画 の項目からは、要介護認定のしくみや保険給付の対象範囲、介護給付費の請求手続き内容などの問題が出題されています。 その他では、居宅サービス事業者の指定やケアマネージャーの配置基準、介護保険事業計画も出題されています。この分野は介護保険給付に関する中心的な部分なので幅広く理解が必要です。 ⑦保険財政 ⑧財政安定化基金等 ⑨国民健康保険団体連合会の介護保険事業関係業務 ⑩審査請求などの傾向としてあまり出題はありません。毎年1問から2問だされる中で保険財政における第1号・第2号被保険者の負担割合、調整交付金、財政安定化基金からの貸付、都道府県の財政安定化基金や審査判定業務に関してからよく出題される他、国保連の業務として苦情処理に関する問題も入ってきています。この分野は介護保険法改正から出題される事もあるため、制度改革についてポイントを押さえておく必要があります。

4,要介護・要支援認定<介護支援分野>

この項目の出題傾向を見てみると、要介護認定に関する市町村や主治医・介護認定審査会・ケアマネージャーの役割や業務・認定調査や特定疾患・要介護状態の定義・要介護認定の有効期間などの出題が見られます。 この分野からの出題は多く、例年5問くらい出題されています。この分野はケアマネージャーの実務で必要な知識ですのでしっかりと覚える必要があります。

5,居宅介護支援<介護支援分野>

この項目は介護支援サービスの定義位置づけ、基本的理念、意義等、ケアマネージャーにとって大切な箇所ですので出題数がもっとも多く、この区分からは毎年10問ほどが出題されています。この項目ではケアプラン作成や居宅サービス事業者の調整など業務詳細も記憶しましょう。 「介護支援サービス(ケアマネジメント)方法論」では、居宅介護支援の課題分析(アセスメント)、生活課題(ニーズ)、モニタリングなどが主となり出題されています。ここ数年の問題傾向としては、利用者年齢や既往歴、要介護状態区分などの事例をあげた問題が多く、この項目での出題は毎年4問前後となっています。ケアマネージャーの業務は相談援助業務であるため、相談業務を想定して学習をしていく必要があります。

1, 居宅サービス<医療保健分野>

項目区分、高齢者支援展開(居宅サービス事業各論)の中の訪問介護方法・訪問入浴介護方法訪問看護方法論・訪問リハビリテーション方法・居宅療養管理指導方法では、訪問介護員による訪問介護、訪問看護師による訪問看護、医師、歯科衛生士等による居宅療養管理指導が主となります。訪問系といっても、保健医療系と介護系ではサービス内容主体も、専門職も異なるため、きっちりとした理解が必要です。よくでる出題としては、訪問看護の援助内容や認知症・訪問看護・訪問リハビリテーションの理学療法士・作業療法士の役割、居宅サービス計画と訪問介護計画の概要などがあります。 通所介護方法・通所リハビリテーション方法・短期入所生活介護方法・短期入所療養介護方法では、医療系サービスの通所リハビリ・短期入所療養介護、生活系サービスの通所介護・短期入所生活介護が主となります。 ここでは、それぞれのサービス内容・利用対象などを理解を全体的に把握する必要があります。 最近のケアマネジャー試験では、短期入所生活介護の内容・利用対象・利用期間、通所リハビリテーションの指定事業者・通所介護のケアプラン概要、短期入所療養介護の実例などが出題されています。 痴呆対応型共同生活介護方法・特定施設入所者生活介護方法論・福祉用具および住宅改修では各居宅サービスの援助方法などが主となっています。この分野の学習のポイントは、グループホーム・特定施設(有料老人ホーム等)入所者生活介護も介護保険制度では居宅サービスである事を理解してその他の居宅サービスとの関連性を抑える必要があります。

2, 介護保険施設<医療保健分野>

区分、高齢者支援展開論(介護保険施設各論)では、介護保険3施設の内容やサービスの特徴などが主となっています。この分野の学習では施設の種類と給付内容と関連性をつけて理解する事がポイントで、特に介護療養型医療施設は介護保険制度上でも位置づけの変化がみられるので出題される可能性が高いです。その他、施設ケアマネージャーの役割、施設サービス計画作成ポイント・介護療養型医療施設の指定を受けられる医療施設などが出題されています。

3, 介護保険施設<医療保健分野>

高齢者支援展開論(高齢者介護総論)の中からでは、高齢期における心身の特徴、バイタルサイン、疾病と症状、障害、治療法、食生活、ケアの種類・方法などが主となります。この分野は保険医療分野の中心なりますので、20問中の7~8問が出題されており出題頻度の高い分野です。そのなかでもよく出題される項目としては、高 齢者の身体的・精神的特徴・生理機能、記憶、睡眠など、バイタルサイン(体温、血圧、脈拍など)、食事の介護、栄養・食生活、嚥下困難、失禁、骨粗しょう症、感染症、薬物療法、認知症ケア、口腔ケア、感染症の予防などがよく出題されています。

1, 高齢者援助技術の基礎知識<介護福祉分野>

高齢者支援展開論の中の「福祉編」と「臨死編」では、ケースワークやグループワーク、コミュニティワーク、ターミナルケアの技術などが主となります。相談業務の基礎知識・技術が問われます。ソーシャルワークの基本理念や基本技術、ソーシャルワーカーの活動・姿勢、ソーシャルワークの目標などを理解できれば必ず点がとれる箇所です。よくでる出題項目としてソーシャルワークグループ、インテーク面接、コミュニティワーク、援助困難事例への対応、利用者の個人情報管理、高齢者虐待などがあります。

2, 居宅サービス<医療保健分野>

「高齢者支援展開論」では介護保険制度と関連する社会資源やサービスに関することが主となっており、毎年1~3問が出題されます。よく出題される項目にフォーマルサービスとインフォーマルサポート、成年後見制度、地域福祉権利擁護事業などがあり、ほかには在宅介護支援センターとの連携、介護予防・地域支え合い事業、生活保護と介護保険の関連などがよく出題されます。

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